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【徹底解説】初心者OK!キャンプ用品の個人輸入方法を実例で解説

こんにちは!当ブログの管理人のうぃるです。

キャンプにハマって色んな商品を見ていくうちに、こんな問題に直面した人がいるのではないでしょうか?

海外サイトでほしい商品を見つけたけど、個人輸入の方法が分からなくて不安。手順を一通り教えてほしい

今回はそんな疑問にお答えしていこうと思います。

もくじ

個人輸入で知っておきたい基本知識

そもそも個人輸入って何?

個人輸入について、税関HPでは以下のように記載されています。

個人輸入についてはっきりとした定義はありませんが、一般的には「外国の製品を個人で使用することを目的として、海外の通信販売会社、小売店、メーカーなどから、個人が直接購入すること」といわれています。

要するに、個人利用目的で海外ネットショップでアウトドア用品を買おうとしているいるなら個人輸入ということになります。

個人輸入と聞くと難しそうな印象がありますが、多くの場合は通常のネットショップでの購入と変わりません。確認おきたいのは税金(税金や消費税)がいくらかかるか?ということくらいです。

では、その税金がいくらかかるのかを以降で詳しく説明していきます!

個人輸入のメリットとデメリット

まずは、個人輸入におけるメリットとデメリットをご紹介していきます。

メリット

・国内在庫がない商品を買うことができる
・国内価格より安く購入できる
・国内で販売されていないレアなアイテムをゲットできる

上記のとおりです。

後ほど説明しますが、僕の場合、国内ネットショップでは購入できなかった「Helle Knife Eggen」を、LAMNIAというフィンランドのネットショップで購入できました。国内在庫がなくても海外にあるパターンは結構あります。

しかも、国内では高値で取引されている商品が海外ネットショップだと格安で手に入ることが多々あります。例えば以下の商品です。

こちらは、最近人気が急上昇しているフィンランド軍も愛用という触れ込みの「Carinthia Defence 4」です。Amazonではクーポン込で26,800円で売られていますね。

一方、LAMNIAで同じ商品を見てみると…。


送料込みで、なんと「18,044円」です!9,000円近くも差が出てしまうんです。関税と消費税を考慮してもトータルコストは断然お得です(関税を協定税率3.8%として計算)。

特に海外ブランドの商品は国内で買うよりも安くなることが多いので、ぜひ一度チェックしてみるといいと思います。

つづいて、デメリットをいくつかご紹介します。デメリットは以下のとおりです。

デメリット

・日本語サポートがない場合が多い
・商品到着まで時間がかかる

輸入可能なものを買う前提であれば、心配点は上記2つくらいかなと思います。

まず1点目の日本語サポートがないのが心配という方は多いのではないでしょうか。一部のサイトは日本語で商品検索できますが、英語で商品購入しなければならないこともしばしばです。また、商品に対する問合せは基本的には英語と考えた方がいいと思います。

しかし、しっかり商品内容を確認した上で購入すれば、そこまでトラブルが発生することはないかなと思います。実際私はも何回か海外サイトで商品を購入しましたが、特に大きなトラブルにあったことはありません。

2点目については、当然ながら海外からの発送になるので、購入から商品到着まで最低でも1週間はかかると考えた方がよいでしょう。僕の場合は商品到着まで最大4週間くらいはかかったことがあります。

税金・手数料はどれくらいかかる?

個人輸入する時の税金や手数料が気になる方は多いと思います。この記事では個人輸入の場合に限った計算方法について解説します。商品本体と送料以外にかかるお金としては基本的に以下の3つです。

・関税
・消費税
・通関手数料

上記の計算方法をしっかりと理解できれば、個人輸入もそれほど難しいものではありません。

では、この3つの計算方法について詳しく解説していきます。

関税はいくらかかる?基本は意外にシンプル

関税の計算の考え方を説明していきます。タイトルのとおり、複雑なようで大原則は思ったよりシンプルです。ただし、商品内容や税関の判断によって例外もあるため、最終的にはご自身で確認していただきたいと思います。

商品にかかる関税は、一般関税率簡易税率に大きく分けられ、以下のようなフローチャートで決まっていきます。

正直、このフローが分かれば、基礎知識の70%くらいは終わりです。

ここからは文字が多めでちょいしんどいですが、難しい話ではないのでゆっくり読んでいただけるといいかなと思います。

以降では、このフローをベースに関税を解説していきます。

一般関税率とは:高額商品を買うときは理解しておきたい

結論をいうと、個人輸入するならココに該当するアイテム購入は避けたほうがいいです。トータルコストがかなりかかります。なぜ、高額になるのか以下で詳しく解説していきます。

まず、フローの①に記載しているように、商品代金が20万円を超える商品は一般関税率が適用されます。関税額については下の表1をご覧ください。

また、フローの②のように、20万円以下の場合でも一般関税率が適用される商品(品目)があります。これに該当する商品は表2にまとめています。

①又は②に該当する場合は一般関税率が適用されます。計算式は以下です。関税額=(商品代金+海外消費税+送料+保険料)×関税率

注目してもらいたいのは、商品代金だけでなく送料等に対しても関税がかかる点です。商品代金だけではなく、配送料等にも関税がかかってしまうので、トータルコストとしては高くなる傾向があることを頭に入れておきたいですね。


つづいて、簡易税率がかかるパターンについて説明します。

簡易税率とは:個人輸入なら超重要ポイント

一般税率が適用されない場合、つまりフローの③まで進める場合には簡易税率が適用されます。表3は、各品目にかかる簡易税率の例です。

これらの商品に対しては、商品代金のみに対して関税がかかるため、一般関税よりもトータルコストを抑えられる可能性が高いです。

簡易税率が適用される場合、商品代金が16,666円以下になる場合は特例として関税が免除されます(フロー③)。

ただし、16,666円以下の場合でも商品によっては免税対象にならないものがあるのでチェックが必要です(フロー④)。以下の表4が簡易税率が適用されない品目例です。

購入しようとしている商品が免税対象であるか確認しておきましょう。

以上が関税についてのざっくりとした説明です。

細々と説明してきましたが、ポイントとなるのは、免税となる商品なのかということと、商品代金がいくらなのか、ということです。この点が理解できれば問題ないかなと思います。

個人的には免税なる商品を選んで購入することをおススメします。この後で説明しますが、免税となる商品は消費税も免税になります。

簡易税率が適用される商品であってもやはりお金はかかりますし、思わぬトラブルが起きる可能性もゼロではないので、できれば免税商品で16,666円以下となるように商品を選びたいですね。

キャンパーが注意したい商品

個人輸入をするときに、次の品目の輸入は少し気をつけた方がいいと思います。

・ニット製品
・革製品
・ナイフ

キャンプ用品としても使えるニット製品・革製品などは、表3に記載しているとおり、少額であっても課税の対象となります。

ナイフに関しては、一部銃刀法に引っかかるような製品もあり、刀剣類に分類される場合は輸入できない可能性があります。日常的に使用するナイフ・包丁・鎌などはこれに当たりませんが、刃渡りが15cmを超えるものなどは刀剣とみなされて輸入できなくなる恐れがあります。

購入しようとしている商品が銃刀法が適用されてしまう商品なのか、事前にチェックしておきましょう。

さいごになりますが、関税にかかる金額の決め方は税関の判断によるところも大きいため、必ずしも当てはまらないこともあることに注意しておきましょう。

消費税について

消費税についての基本的な考え方は以下のとおりです。

・免税対象商品であり、16,666円以下の場合:
消費税は全額免除
・上記以外:
消費税=(商品代金+送料+保険料+関税)×消費税率

上記のとおり、関税が全額免除となる商品については消費税も免税となります!

それ以外の商品については消費税がかかります。

ポイントは関税がかけられた金額に対して消費税率がかかるということです。課税後の価格にさらに消費税がかかるので、トータルコストは高くなります。

これが、できるだけ免税となる商品を選ぶことをおススメする理由の一つです。

このように、関税と消費税が二重にかかっているために二重課税を批判する声もあるようです。

通関手数料について

さいごに通関手数料について説明します。そもそも通関とは輸出入の許可を得て税関を通過することで、通関手数料はそれにかかる手数料のことです。立替納税手数料と呼ぶ場合もあるようです。

普通の海外ネットショッピングでは、配送業者が関税や消費税を立て替えてくれます。通関手数料は、この立て替え等にかかる手数料と考えればよいでしょう。

この通関手数料ですが、免税となっている場合にはかかりません。やっぱり免税となる商品の輸入はかなり有利ですね。

通関手数料にかかる費用

通関手数料の費用は、配送業者によって大きく異なります。具体的には以下です。

・国際郵便:200円

・配送業者(DHL・FedExなど):500円~1000円程度

荷物の個数などによっても金額は変わってきますが、おおむね上記の金額感と考えておけばいいようです。

国際郵便は手数料が安いので利用したいですが、基本的には配送業者の指定はできないので、ここは運任せになるかもしれません。

ありがちなトラブル

商品が届かない

通常の個人輸入でありがちなトラブルがコレです。商品が届かない理由としては以下が考えられます。

・ショップ側の手違いにより商品が発送されていない
・在庫がない
・輸送中に荷物が紛失している
・単純に配送が遅れている

いずれの理由にせよ、まずは購入先のショップに問い合わせるしかありません。単純な手違いにより商品が発送されていない場合は発送してくれる可能性はあります。しかし、在庫がないケースなどは、商品を送ってもらえないこともあるようです。

万が一、商品が届かない場合は、利用したクレジットカード会社などに対応を相談しましょう。また、Paypalを利用していれば買い手保護制度により、返金される可能性が高いようなので、そういった選択肢も視野に入れておくといいと思います。

Stanley 15.1L クーラーボックス購入で、個人輸入を徹底解説!

今回は、僕が実際に購入した手順を紹介します。キャンパーに大人気のクーラーボックス「Stanley 15.1L」の購入を例に、個人輸入の手順を解説していきます。

①:目的の商品を探す

今回はCabela’sというアメリカのショッピングサイトにアクセスします。

海外サイトというと不安に感じる方もいるかもしれませんが、実際に僕もこちらでアイテムを手に入れました。
» Cabela's公式HP

アクセスしたら、カテゴリからアイテムを探すか、お目当てのアイテムが決まっていれば右上の検索窓から商品名を英語で入れてみてください。今回は「Stanley」で検索してみます。

少しスクロールすると「Stanley Adventure 16-Quart Cooler」がありましたので、こちらをクリック。

日本語では「クーラーボックス 15.1L」と表記されることが多いコチラのクーラーボックスは、英語では「16-Quart Cooler」というようです。

このように、商品名が日本語と異なることもあるので、英語名を調べておくと見つかりやすいと思います。

②:商品をカートに入れる

上のような画面が表示されたら、「ADD TO CART」(カートに商品を追加する)をクリックするとカートに商品が入ります。このあたりは日本のショッピングサイトと同じですね。

他にも探したい商品があれば「Continue Shopping」(買い物を続ける)をクリックして、同じ要領で商品を追加します。お会計に進む場合は「VIEW CART」(カートを見る)をクリックしましょう。

するとショッピングカード画面が表示されます。カートにクーラーボックスが入ってますね。今回の「Subtotal」(小計)はクーラーボックスだけなので、$69.99です。ここはあくまで商品価格の小計だけで、この後の手順で送料が追加されていきます。

ページ下部に進むと左下に「SIGN IN & CHECKOUT」(ログインしてレジに進む)、右下に「Guest Checkout」(ログインせずにレジに進む)とあります。会員登録したくない場合は「Guest Checkout」でOKです。

ちなみに会員登録しておくと、過去の注文履歴などをあとで確認できるようになります。ただし、会員登録をしても割引などはないことが多いので、スルーでも問題ないかと思います。

③:住所の入力

次のような画面が表示されたら、ここから住所を入力していきます。

「Ship to Address」(住所へ配送)と「Free Pickup in Store」(店舗で無料受取り)が選べますが、個人輸入は「Ship to Address」ですね。

次に、「Where should we send your order?」(配送先住所を入力してください)の欄で配送先情報を入力します。日本とは住所の書き方がちがうので当てはまらない方もいるかと思いますが、おおざっぱには以下のとおりです。

・Country:国
・First Name:名前
・Last Name:苗字
・Street Address:区以下の住所
・City:市(東京23区内は区でOK)
・State/Province:都道府県
・ZIP/Postal:郵便番号
・Phone:電話番号
・Email:メールアドレス

上記は参考ですので、詳細については他サイトなどでも確認しておくとよいと思います。

» RareJob | 英語で住所かける?郵便番号や番地など住所が困らずかけるように例文つきで解説

記入できたら「Continue」をクリックします。

④:配送方法を決める

次に、配送方法を決めます。配送方法を選べる場合もあるかもしれませんが、スタンレーのクーラーボックスは「Express Air」(航空配送)しか選べないようです。

Express Airでは35$かかることに注意しておきましょう。画面右側の「Total」の箇所で、「Shipping」(送料)が追加されているのを確認できます。

Express Airを選択したらクリックしたら、「Continue」を押します。

⑤:請求先の入力

「PAYMENT & BILLING」(支払方法)に進みます。

「What's your billing address?」(請求先を入力してください)で、請求先を入力します。先ほど入力した住所と同じであれば「Use my Shipping Address」(配送先住所と同じ)を選択して終わりです。下の欄に改めて住所を記入する必要はありませんのでご注意を。

配送先住所と請求先住所がちがう方だけ、赤枠の請求先住所を入力するようにしましょう。

請求先が入力し終わったら、最後に決済です。あともう一息!

⑥:決済情報を入力する

Promotion Code(割引コード)をお持ちであれば、「Enter Promotion Code」を入力しましょう。特になければ、「How would you like to pay?」(支払方法を選択してください)の欄に入力していきます。

支払方法ですが、クレジットカードしか選べないようなのでコチラを選びます。日本でのネットショッピングと同様にカード番号や有効期限、CVV(CVC)コードを入力しましょう。

つまづきポイント:決済が失敗してしまう場合の対処法

人によってはエラー画面が出て決済ができない場合があります。よくある原因は以下です。

  • カード情報の入力ミス
  • 利用限度額を超えている
  • カード会社が海外ネットショッピングに対して制限をかけている

1, 2点目については、入力ミスや自分のカードの利用額を確認してみましょう。注意しておきたいのは3点目です。

僕の経験談ですが、3点目で引っかかって最初は原因が分からず苦戦しました。入力内容も間違っていないし、利用限度額も十分なのに決済が失敗。カード会社に電話したところ、不正利用対策でセキュリティロックがかかっていたようです。本人確認をしたら、ロック解除してもらえました。

というわけで、カード会社に連絡して本人確認が取れればロック解除してもらえるので、まずはクレジットカード会社に確認しましょう!

カード情報の登録が終わったら「REVIEW ORDER」(注文内容の確認)をクリックします。ここをクリックするだけでは、決済はされません。

⑦:注文確定

このような画面が表示されたら、入力内容を確認しましょう。入力内容に誤りがなければ「PLACE ORDER」(注文を確定)をクリックします。コレで決済が完了します!

というわけで、以上で買い物は終了です!!

個人輸入とはいえ、通常のネットショッピングと変わらないので、手続き自体のハードルは意外と低かったと思います。

意外とカンタンだった個人輸入

今回は個人輸入の仕方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。注文自体はそこまで難しくないんじゃないかなと思います。

トラブルが発生しやすいのは配送以降と思いますが、海外でしか売られていない珍しいギアを手に入れたいなら、使わない手はないと思います。

僕自身はまだトラブルに巻き込まれたことはないので、これからも個人輸入は力強い選択肢として使っていきたいと思います(笑)

今回の記事がみなさんの参考になればと思います!

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