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夏の高速道路を走った後、フロントバンパーやグリル周りに付く虫汚れ。けっこう気になりますよね。
乾くとこびりついて落ちにくい。でも、落ちないからといってゴシゴシこするのはNGです。
この記事では、車に付いた虫汚れを、できるだけ傷をつけずに落とす方法をまとめます。
この記事でわかること
- 虫汚れを無理にこすってはいけない理由
- 車に付いた虫汚れの落とし方
- 虫汚れクリーナーの注意点
虫汚れをできるだけ傷をつけずに落としたい方は最後までご覧ください。
Contents
結論:虫汚れは専用クリーナーで落とす
結論から言うと、虫汚れは専用のクリーナーで優しく落とすのがおススメです。
理由は、乾いた虫汚れを無理にゴシゴシ洗うと洗車キズが付くから。虫汚れを落としたけどキズが付いたら意味がありません。
とはいえ、「気づいたら早めに落とす」ことも対策の基本です。虫汚れが付いたばかりで乾かないうちであれば、通常の洗車だけで落としてみるのもOK。ただし、ゴシゴシと強くこすることは避けましょう。
通常の洗車にしろ、専用クリーナーにしろ、「強くこすらず、優しく落とす」ことがポイントです。
虫汚れはなぜ落ちにくい?

砂やホコリなどと違い、虫汚れは放置すると落ちにくくなります。経験がある人は多いんじゃないでしょうか。
虫の死骸や体液には、タンパク質・脂質・糖分・リン酸などの酸性成分が含まれており、走行風や太陽熱で乾くと、濃縮しながら固まります。
この酸性成分などは、時間とともに塗装面やコーティング面を侵食することがあります。
すると、
- 水洗いやカーシャンプーでは落ちない
- シミや変色として残る
このような状態に。
塗装面を侵食してしまうと、プロによる研磨作業が必要だったり、最悪の場合、完全に取れなくなってしまうこともあります。
だからこそ、虫汚れは気づいたら早めに落とすのを基本にしつつ、時間が経ってしまったら専用クリーナーの力を借りるのがいいです。
虫汚れが付きやすい場所
虫汚れが付きやすいのは、主に車の前面です。
- ドアミラー
- フロントガラス
- フロントバンパー
- フロントグリル
- ナンバープレート
特に、SUVやミニバンは前面が大きいので、虫汚れが目立ちやすい。
僕のランドクルーザー250は、フロント形状が流線型ではなく垂直に立ち上がっているので、虫汚れがヒドイです。
このあたりは、特に洗車の時に注意しましょう。
虫汚れの落とし方
①:水で洗い流す

最初に、水で虫汚れをある程度洗い流します。主な目的は以下です。
- ある程度の虫汚れを落とす
- 虫汚れに水分を与える
- 周りの砂やホコリを落とす
水である程度の汚れを落としつつ、水分を与えてふやかすことで、シャンプーやクリーナーでの洗浄時に落としやすくします。また、この後の工程で汚れを優しくなでて洗うので、洗車キズを付けないように砂やホコリを落としておくことも重要。
水で洗い流す際は、できれば以下のどちらかで実施しましょう。
- 通常のホースのジェットモード
- 高圧洗浄機
多くの方はジェットモードで行うことになると思います。基本はそれでOK。しかし、強力に汚れを落とすなら、高圧洗浄機の方がよく落ちます。
高圧洗浄機を使うのであれば、洗車に特化した高圧洗浄機をおススメします。
とはいえ、この後のクリーナーで本格的に落としていくので、このためだけに高圧洗浄機を用意しなくても大丈夫です。
②:カーシャンプーで洗ってすすぐ

普通の洗車と同じようにカーシャンプーで洗います。
付着してすぐの軽い虫汚れなら、この段階で落ちることもあります。ただし、落ちないからといって、硬いブラシでこすったり、ゴシゴシと強い力でこするは避けましょう。洗車キズの原因になります。
虫汚れが落ちたとしても、洗車キズが残ったら本末転倒。通常の洗車と同じ要領で、スポンジでなでるくらいで十分です。強い力はいりません。
そして、カーシャンプーで洗ったらしっかり水ですすぎましょう。
この段階で虫汚れをチェックして残っていたら、いよいよクリーナーの出番です。
③:虫取りクリーナーで落とす

カーシャンプーで落ちない虫汚れは、虫取りクリーナーを使います。
ただし、クリーナーの使い方は商品によって違います。
直接吹きかけるタイプ、クロスに付けて使うタイプ、置き時間が必要なタイプなどがあるので、細かい手順は各商品の説明に従えばOKです。
共通して大事なのは、以下の3つです。
- 汚れにクリーナーをなじませる
- 強くこすらず、汚れを浮かせて落とす
- 最後にしっかり水で洗い流す
僕はビューティフルカーズのインセクトリムーバーを使っています。
詳しい使い方などは別記事でまとめますが、この記事では「通常洗車で落ちない虫汚れを、無理にこすらず専用クリーナーで落とす」と覚えておけばOKです。
クリーナー使用の注意点

ここでいくつか注意点です。
カーシャンプーとは違い、虫取りクリーナーは強いアルカリ成分が含まれる場合があります。これが、車の部位によってはダメージになってしまうことも。
しかし、適切に扱えばほぼ問題ありません。注意点を理解しながら使用するようにしましょう。
塗布したまま放置しすぎない

基本的には、塗布したらなじませるために数十秒程度おいておきます。しかし、必要以上に長時間放置せず、説明書に記載の時間内には必ず洗い流しましょう。
あまり長い時間おくと、クリーナーがボディと必要以上に反応してしまってシミが残ってしまう場合があります。
だいたい数十秒で洗い流すことを推奨する商品が多いと思います。
例えば、左フロントバンパーだけ塗布して水ですすぎ、次は右フロントバンパーだけ塗布してすすぐなど、範囲を分割しながら、短時間で流せるようにすることをオススメします。
よくある失敗
こういった専用クリーナーの失敗でよくあるのが、広範囲を一気に塗布してしまうケース。
塗布したあとしっかりと水ですすがなければいけないので、意外と時間がかかります。また、広範囲に塗布してしまうと、どこまで塗布したかがわからなくなりがち。そうすると、流し残しなどが発生して成分が残ってシミになるケースもあります。
こういった失敗を防ぐためにも、範囲を分割して虫汚れを落としていくのが無難です。
対応できる部位を確認する

樹脂、メッキ、ガラス、ゴムなど、使用してはいけない部位がないか製品の仕様を確認しましょう。
製品によってアルカリの強さは様々です。
特に強い製品だと、ゴムや樹脂を劣化させてしまうため、そういった部位への使用が推奨されていない製品もあります。
一方で、洗浄力を保ちながらボディへの負担を軽減するよう調整することで、広範囲のパーツに使用できる商品もあります。
例えば、先ほど少し触れたインセクトリムーバーは、放置しすぎないよう注意しながらであれば樹脂パーツなどにも使用することができます。
このように、各製品の特徴が少しずつ違います。その違いを理解しつつ、自分に合った製品を選びましょう。
コーティング車対応か確認する

コーティング施工車の場合は、コーティング車対応のクリーナーかも確認しておきましょう。
強力なクリーナーはコーティングを剥がしてしまうなどの悪影響を及ぼしてしまう場合があります。
もちろん、塗装表面やコーティングは守りつつ、虫汚れにはしっかり効いてくれる製品もあるので、そういった製品を選ぶ方が安心です。インセクトリムーバーは、この辺りのコーティングにもかなり優しくしつつ洗浄力も落とさないよううまく調整されています。
もし不安であれば、コーティングを施工した店舗に聞いてみることも検討しましょう。
まとめ:虫汚れは無理にこすらず、専用クリーナーで落とす
車に付いた虫汚れは、専用の虫取りクリーナーで落とすのがおすすめです。
まずはいつもの洗車で落としてみる。
落ちないなら、無理にゴシゴシこすらない。
水や泡でふやかす程度にして、最後に虫取りクリーナーで落とす。
この流れが一番安心です。
高速道路などで虫汚れが付いたときは、早めに洗車して、落ちない部分だけ専用クリーナーを使うのがいいと思います。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

