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洗車初心者向けのやり方|必要な道具と手洗い洗車の順番を解説

拭き上げ

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初めて自分で洗車しようと思っても、正直、何から始めればいいか分かりにくいですよね。

「必要な道具は?水をかける順番は?シャンプーはいつ使う?最後は自然乾燥でいいの?」

洗車はやること自体はシンプルですが、順番を間違えると、きれいにするつもりが細かいキズや白い跡の原因になることがあります。

とはいえ、難しく考えなくてOKです。

この記事では、洗車初心者の方に向けて、必要な道具と失敗しにくい手洗い洗車のやり方を詳しく解説します

洗車の前に知っておいてほしいこと

すみません、いきなり洗車の道具と手順から紹介したいところなのですが、それではよくあるただの商品の宣伝記事になるので…。洗車の基本として知っておいてほしいことがあります。

洗車初心者の方に意識してもらいたいのは、以下2つ。

  • 洗車キズをつけないこと
  • 水シミ(水垢、イオンデポジット、ウォータースポット)をつけないこと

これを知っておくと、「なぜ先に水で流すのか」「なぜ水が乾く前に拭き上げるのか」が分かりやすくなります。ちょっと解説します。

洗車キズは、砂やホコリを引きずることで起きやすい

洗車キズ

こんな細かいキズを見たことないでしょうか?

これはいわゆる洗車の時にできる「洗車キズ」です。何も考えずに洗車していると、こういった無数の細かいキズができます。

こういった洗車キズは、ボディに残った砂やホコリをスポンジで引きずることでできます。

パッと見はきれいに見えても、車のボディには細かい砂が乗っています。砂を十分落とさなかったり、スポンジでこすりすぎると、細かいキズができてしまうというわけです。

洗車キズをつけないために大事なこと

洗車キズをつけないためには、できるだけ砂を引きずらないことが大事です。具体的には以下。

  • 予洗いで砂を落とす
  • スポンジやミットでゴシゴシこすらない

このあたりに気をつけていれば、初心者向けとしては最低限OKです。水で砂やホコリを流しつつ、シャンプー洗車ではゴシゴシ洗い過ぎなければあまり問題ありません。

洗車キズを防ぐ考え方は、以下の記事でも詳しくまとめています。

水シミは、水道水やシャンプーが乾くことで残りやすい

水シミ

さて、お次はこの写真。こういう白い跡は車だけでなく、お風呂やキッチンでも見かけると思います。

これはいわゆる「水シミ」です。水垢やイオンデポジット、ウォータースポットとも言います。

この水シミは、水道水やシャンプーに含まれるミネラル成分が固まってできるものです。

特に水道水にはミネラル分が含まれているので、水滴をそのまま放置すると水分だけが蒸発してミネラルが残り、これが白い跡として残ります。

水シミをつけないために大事なこと

水シミをつけないためには、以下の2つのどちらかが必要です。

  • 純水を使う
  • シャンプーはしっかりすすぎ、水道水はしっかり拭き上げる

さて、純水という言葉は初めて聞く人もいると思いますが、簡単です。「ミネラルなどの不純物が含まれない水」です。水素水みたいなエセ科学的な代物ではないのでご安心ください(笑)。

要するに、ミネラルが含まれない水で洗車すればいいわけです。効果絶大なのでかなり流行りだしていて、僕も実際に使っていますがメリットが多すぎるので個人的にはイチオシです。

とはいえ、純水はランニングコストはかかります。純水が使えない方は、水道水を使った時は乾かさないようにしっかりと拭き上げるということが大事です。

そのあたりの水シミを防ぐ方法は、以下の記事でも詳しくまとめています。

洗車前に用意する道具

手洗い洗車をするなら、最低限以下の道具があれば始められます。

  • ホース・洗車ノズル
  • スポンジ・ミット
  • 拭き上げタオル
  • カーシャンプー
  • バケツ

この記事では洗車のやり方を中心に解説するので、道具の選び方は深掘りしません。詳しく知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

手洗い洗車の基本手順

ここからは、手洗い洗車の基本手順を解説します。ざっくり以下の流れです。

  • 手順①:予洗い
  • 手順②:シャンプー液作り
  • 手順③:シャンプー洗車
  • 手順④:すすぎ
  • 手順⑤:拭き上げ

それぞれの手順を解説していきます。

手順①:予洗い

最初に、ボディ全体についた砂やホコリを水でしっかり流しましょう。

水で流すときのポイントは以下です。

  • 上から下へ流す
  • パーツ同士の隙間や溝に沿って流す

体を洗う時と同じで、砂や汚れは基本的には上から下へ流します。ルーフ、ガラス、ボンネット、サイド、下まわりという流れです。

上から下に流していく中で、パーツ同士の隙間や溝があれば、その方向に沿って流しましょう。例えば、ドアミラー・グリル・ドアや窓のフチなどです。このあたりは砂やホコリが残りやすいので、意識して流します。

溝方向に流す

また、タイヤ周辺は砂や泥が付きやすい場所なので、よく落としておきましょう。

予洗いの質を上げたいなら高圧洗浄機

高圧洗浄機を使うと砂や花粉、ホコリの汚れの取れ方が格段によくなります。これは僕が以下の記事で実証済み。

とはいえ、初心者のうちは必須ではありません。よりキレイに車を保ちたいという人向けです。

「高圧洗浄機ちょっと気になるかも」という方は、以下の記事も参考にしてみてください。

手順②:シャンプー液作り

バケツでシャンプー液を作ります。この時のポイントは以下。

  • きめ細やかな泡を作る
  • 水と泡の比率は7:3くらい

シャンプーの役割は、汚れを浮かせるだけではありません。スポンジとボディの摩擦を減らすことも大事な役割。きめ細やかな泡を作ることで、スポンジとボディの間に泡が緩衝材の役割になって洗車キズのリスクを抑えてくれます。

シャンプー液を作るときは以下の要領でやるとうまく泡を作れます。

  • ① ジェットのような強めの水流で一気に大きめの泡をたくさん作る
  • ② シャワーの水流で泡を細かくする

水と泡の比率は、ざっくり7:3くらいで泡がバケツの上端まできたらOK。イメージはビールです。

ジェットで泡を作る

シャワーで泡をつぶす

泡が多すぎても、水分が少なすぎると洗いにくいです。「水分もありつつ、泡もしっかりある」くらいがちょうどいいです。

初心者向けカーシャンプー:シンプルな中性タイプ

世の中には、撥水成分やコーティング成分が入っていたりと様々なタイプのシャンプーがあります。初心者はできるだけそういった特別な成分が入っていない、シンプルな中性シャンプーが無難です。個人的なおススメは以下。

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撥水やコーティング成分は、洗車直後は撥水がよくなってキレイに見える印象はあるんですが、長年使うと少しずつそういった成分がボディに堆積して、ボディ本来のツヤを失ったり、ムラが出てくることがあります。

そういったデメリットもあり、自分が車をどういう管理をしたいかが定まっていないうちは、シンプルタイプを使うのが無難です。

手順③:シャンプー洗車

シャンプーを泡立てたら、シャンプー液でボディを洗います。

  • 上から下へ
  • 一筆書きで洗う(ゴシゴシしない)
  • パーツやパネルごとにスポンジをバケツでゆすぐ

予洗いの時と同様、基本は上から下の順で洗いましょう。

このときによくあるのは、ゴシゴシこすってしまうこと。これは基本NGです。落ちない汚れを力で落とそうとすると、洗車キズの原因になります。

原則は、一筆書きのようにスポンジを一方向に動かすようにしましょう。汚れをこすり落とすのではなく、砂やホコリを寄せていく感じです。

一筆書きで洗う

そして、1つのパーツや1つのパネルを洗ったらスポンジをバケツですすいで砂を落とします。スポンジに砂が付いたまま洗い続けると、これも洗車キズになります。

スポンジをすすぐ

例えば、「運転席の窓→バケツですすぐ→運転席のドアパネル→バケツですすぐ→…」みたいな感じですね。面積的には、0.5~1平方メートルごとにすすぐイメージでいいかなと思います。

落ちなかった汚れはどうするの?

とはいえ、一筆書きでは落ちない汚れはあります。その時の対策は以下です。

  • 専用のクリーナーで落とす
  • 洗車キズ覚悟の上、スポンジでこする(おススメはしません)

ベストは専用のクリーナーで落とすことです。例えば、インセクトリムーバー・ミネラルリムーバーあたりです。そのあたりも以下の記事で詳細を書いています。

本当は上記の方法が洗車キズのリスクを抑えられるのでおススメです。とはいえ、そこまで用意したくない人もいるかと。その場合、推奨はしませんが洗車キズ覚悟でスポンジでこすりましょう…。

特に、虫汚れや鳥のフンの汚れは放っておくと塗装面を侵食して、洗車ではどうにもならなくなるシミになることもあります。

そんなシミや汚れを残すくらいなら、洗車キズは目をつむろう…という判断です。

何度も言いますが、決しておススメはしません。が、最悪の場合はそういった方法で落とすことはできると思います。

補足:水やシャンプーが乾きそうなら水の補給を

特に大きい車や夏場などは、水やシャンプーが乾きがちです。そういった場合は、水が乾ききる前に水をかけて水分を補給してあげましょう

冒頭でも言ったように、水道水やシャンプー液が乾いてしまうと水シミになります。これが残って固着すると厄介です。

乾き具合を見ながら、定期的に水をかけて乾ききらないようにしましょう。

手順④:すすぎ

ボディを洗ったら、泡が残らないようにしっかりすすぎます。

  • 上から下へ流す
  • パーツ同士の隙間や溝に沿って流す

基本的には予洗いと同じですね。泡が残らないように、上から下へ流していきつつ、隙間や溝は泡が残りがちなので、それに沿ってすすいであげます。

例えば、ルーフレールならこんな感じです。

ルーフレールの泡流し

こんな感じで、泡残りがないように意識しつつ、予洗いの時と同じ要領で水をかけていけばOKです。

すすごうと思ったらシャンプー乾いていた時はどうする?

夏場などの暑い時期や、大きい車の場合だと、どうしてもシャンプーが乾くことがあります。

そういう時は、ある程度の範囲をシャンプーしたら、その範囲をすすいでしまうのもアリ

たとえば、ルーフを洗ったらすすぐ。ボンネットを洗ったらすすぐ。サイドを洗ったらすすぐ、といった感じです。

若干手間は増えますが、この方が、シャンプーは乾きにくくなります。

手順⑤:拭き上げ

最後は拭き上げです。基本的には、

  • ボディの水滴を拭き取る
  • また絞って拭き取る

この繰り返しです。

拭き上げ

乾いた大判タオルで一気に拭き上げるという方法もありますが、乾いたタオルの場合は洗車キズのリスクがあります。ちょっと面倒ですが、濡れたクロスで拭く方が洗車キズのリスクは抑えられます。

もちろん、そのリスクは覚悟の上で時短のためにやるという判断はアリです。そこは個人の考え方次第かなと。

さて、拭き上げの基本はここまで。問題は、この作業をどれだけ早く完璧にやるか。手順④のすすぎを純水でやったか、水道水でやったかで大きく変わります。

純水ですすいだ場合

基本的に、焦らず自分のペースでOKです。多少の拭き残しがあっても水シミリスクはかなり低いです。洗車後に車で出る予定があれば、拭き上げは省略してもOK。走行中の風で乾きます。

ただし、花粉の時期だけはできるだけ拭き上げまでしておきましょう。花粉は水を含むとペクチンという物質を放出し、塗装に悪影響を与えることがあります。

水道水ですすいだ場合

時間との勝負です。水道水が乾いてしまうと水シミになるので、以下がポイント。

  • 素早く拭き上げる
  • 水滴はできるだけ取りきる

ちょっと大変ですが、水が乾かないように素早く拭き上げつつ、水シミにならないように細かい部分もできるだけキッチリ拭き上げましょう。

見落としがちなのは、パーツの隙間や、ドアやトランクを開けた時のフチの部分。このあたりも拭き上げないと、水シミになるので、できるだけ拭き上げるのがベストです。

トランクのフチの水

ドアのフチの水

拭き上げがきつい場合は、先ほど言ったように乾いた大判クロスを使うのもアリかなと。ただし、先ほども言ったように洗車キズのリスクはありますので、その点は注意が必要です。

どうですかね。ここまで読んでみて、水道水は、拭き上げで気にすることが多くてかなりハードですよね…。実際、僕も前乗っていた車は水道水で洗車していましたが、かなり大変だった割にどうしても水シミがついていました。

純水はこのあたりを解決してくれるので、個人的には、純水を使った洗車をおすすめしています。

よくある疑問

疑問

手洗い洗車にはどれくらい時間がかかる?

車のサイズにもよりますが、初心者が手洗い洗車をするなら、ざっくり1~2時間前後は見ておいた方がいいです。

道具の準備、予洗い、シャンプー洗車、すすぎ、拭き上げまで含めると、思ったより時間がかかります。

特に時間がかかるのは拭き上げ。水滴を残さないように拭いていくと、想像以上に手間がかかります。初心者のうちは、時間に余裕がある日に洗うのがおすすめです。

洗車をできるだけラクに終わらせたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

洗車に向いている天気・時間帯は?

洗車初心者の方は、できれば曇りの日や朝・夕方がおすすめ

理由は、水やシャンプーが乾きにくいから。

炎天下やボディが熱い時間帯に洗うと、けっこうあっという間に水やシャンプーが乾きます。あとはシンプルに暑すぎると体力の消耗も激しいので、涼しいタイミングがベスト。

洗車に向いている時間帯や天気については、以下の記事で詳しくまとめています。

水洗いだけでもいい?

基本はシャンプー洗車まですることをおすすめしますが、軽い汚れなら水洗いも検討の余地ありかなと。

とはいえ、誰でも水洗いを推奨するわけではありません。使っている機材次第です。僕ならこういう判断です。

  • 高圧洗浄機かつ純水:アリ
  • 散水ホースかつ純水:効果は薄いがアリ
  • 水道水:ナシ

高圧洗浄機で純水なら、砂も強力に落としつつ、拭き上げせずに自然乾燥という選択肢が取れます。花粉の時期以外で時間がないときなら割とアリです。

散水ノズルの場合は汚れを落とす効果は薄いので、僕ならやらないと思います。ただ、純水を使っていれば水シミのリスクは低いので、ダメというほどでもない、といった感じですね。

水道水だけはナシですね。水シミリスクもありますし、拭き上げようにもシャンプーをしてないので洗車キズのリスクも高いです。

やはり、基本はシャンプー洗車までしっかりすることをおススメします。

慣れてきたら追加したい道具

まずは最低限の道具で、基本の手洗い洗車に慣れればOK。

これまでの解説にも出てきていますが、何度か洗っていると、こう感じることがあると思います。

  • 予洗いの質をもっと上げたい
  • 水シミを減らしたい
  • 拭き上げの負担を減らしたい

そうなったら、純水器や高圧洗浄機を検討しましょう。

純水器

純水器は、水道水を純水に変えてくれる装置です。

水道水に含まれるミネラル分を減らせるので、水シミリスクを大幅に低減してくれます。洗車の拭き上げ自体の作業負担も軽くしてくれるので、初心者でも持っておくことをおすすめしたいアイテム。

「ワンランク上の洗車アイテムは何がおすすめ?」と聞かれたら、真っ先にこれをあげます。他の洗車アイテムにこだわる前にコレを準備する方が有益だと思います。

洗車に純水器が必要かどうかや、純水器はが気になる方は以下の記事で詳しく書いていますのでご覧ください。

高圧洗浄機

高圧洗浄機は、砂や汚れを強力に落とすのに有効です。また節水効果もかなり大きいです。

僕の使っているG-WASH Plusは、公式HPによると通常の散水ノズルに比べて、約5割の節水が可能

特に、キャンプ帰りや雨の日の走行後など、泥や砂が多いときには便利。純水器よりは優先度は下がりますが、純水器の次に買い足すならコレという感じです。

高圧洗浄機が必要かどうかや、G-WASH Plusが気になる方は以下の記事でまとめています。

まとめ:まずは基本の洗車手順に慣れればOK

洗車初心者がまず意識したいのは、洗車キズと水シミを増やさないことです。

そのためには、難しいテクニックよりも基本と順番が大事。

  • 水で砂やホコリを流す
  • シャンプーを泡立てる
  • ボディをやさしく洗う
  • 泡が残らないようにすすぐ
  • 水滴が残らないように拭き上げる

まずはこの流れでOKです。

慣れてきたら、高圧洗浄機や純水器で予洗いや水シミ対策をラクにしていけば十分。

こすりすぎない。乾かさない。続けやすくする。

初心者のうちは、この3つを意識すれば失敗しにくいです。

今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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